佐藤バトラー ミニチュアシュナウザー

2008年03月15日23:41


ミニチュアシュナウザー – バトラー ♂ 2ヶ月

※ファーストクラス・パピーコース(子犬のしつけ)


バトラーへ - Doggy Laboよりコメント -

バトラーの飼い主さんは、バトラーがまだ生まれる前からお問い合わせを下さいました!

ご本人は「気が早い」とおっしゃいましたが、全然そんなことはありません。
できれば、そんな飼い主さんが増えて欲しいと願っているのです。理想です!

行動学に基づくしつけの研究が進むほど、いかにブリーダーのところにいる時の環境やしつけ(親犬からと人から)が大切かがわかってきました。
実は母犬の妊娠中から、胎児への影響は始まっている可能性も高いのです。

後々しつけで苦労しないためにも、我が子の両親をしっかりと確認することはもちろん、犬舎や、ブリーダーさんがどんな方なのか、どんなところで生まれてどんな風に扱ってもらっていたのか、知ることの大切さを感じます。問題行動のセッションを行っているので、なおさら強く感じます。

そんなバトラーから、嬉しいメールが届きました。

※シュナウザーはトリミングが必要な犬種です。そのためにも、日頃からブラッシングに慣らしてあげることが必要です。バトラーのブラッシング奮闘記も必見です!


 

バトラーも生後11ヶ月を過ぎ、4月末にはめでたく1歳になります

ちょうど去年の今頃、バトラーが生まれてくるのを楽しみにしながら、あちこちショップを巡ってはいろいろ買い込んでいたものです。中西さんとご連絡を取らせていただいたのも今頃だったでしょうか。まだ産まれてないのに、、と少し恥ずかしかった事を憶えています。

Doggy Laboのセッション、バトラーがまだコロコロの仔犬のころに2回、中西さんにおいでいただき、実行してきました。相変わらずこれといった大きな反抗もなく、本当に良い子に育っています。仔犬のしつけについて何もわからなかった私ですが、バトラーを知る人や、お散歩で会う人、トリマーさんや獣医さんにも、バトラーの優良な社交性や行儀のよさ、ガマン強さを褒められます。もちろんやんちゃ坊主で好奇心旺盛なイタズラ盛りではありますがそれもTPOで抑制をつけられるようになりつつありました。というのも、今年初め左わき腹に良性の皮膚腫瘍ができてしまい、それを切除したのですが、身体の中を縫った糸(本来は溶けて身体に吸収される)に拒絶反応を起こしてしまい、糸が原因だということがなかなかわからずに、3月は毎日の病院通い、先週やっと糸と汚染されている組織を完全摘出する手術をして、ようやく回復に向かっています。この間すっかり甘やかしてしまい、またバトラーも甘ったれ坊主になってしまいましたが(笑)、今日も耳掃除をフンフン言いながらもさせてくれたので、元気にさえなればすぐに取り戻せると思っています。

中西さんにバトラーとの付き合い方や私たちに合った方法を教えていただいたおかげで、仔犬育て初心者の私もココまでくることができました。実際、バトラーのしつけに関しては、Doggy Laboのお客様の声にあるような飼い主さんの『苦労した、辛かった』という思いはほとんどなく今日に至っています。=問題行動が出てきてしまってから矯正するよりも、出てこないように育てることの方が犬にとっても飼い主にとっても、断然ストレスが少なくてすみます=という中西さんの言葉は、気がつけば実感となっています。

万が一、私がバトラーに見放されたときには(笑)、どうかまたご指導くださいますよう、予めお願いいたします。
※シュナウザーのトリミングはとても時間がかかります。
自分でバリカンを持つにしても、トリマーさんにお願いするにしても、お互い気持ち良く手入れをするためには子犬の頃から慣らしてあげることがとても大切です。

バトラーは今でもこの丸椅子の上でおとなしくブラッシングをさせてくれるそうです。椅子の上のバトラーがどんどん大きくなっているのが、とても良くわかりますね。

ブラッシングをさせてもらえなくて困っている飼い主さんは、とても多いようです。そこで、どうやってバトラーをブラッシング好き?にしたのか、伺ってみました。
食後の顔拭きでじっとしていてくれない、HOLDしてお腹を押さえるともどしたりしないか心配です。。。という相談で、高いところに乗せると大人しくなる(洗濯機とか)、という中西さんのアドバイスをもとに、丸椅子に乗せることをはじめました。

ブラッシングに慣らすのは、まず身体を押さえて大人しくする(HOLD)身体のどこを触られても嫌がらなくなる、が最初のアドバイスでした。それから、身体を撫でながら手グシでブラッシングの真似をして、その後、ビスケットをかじっている間にブラッシングして・・・ようやく、、丸椅子の上でブラッシングが決まりになりました。後ろ足をブラッシング→フード1粒、背中ブラッシング→1粒、前足→1粒という具合に、ゆっくり時間をかけて、大げさに褒めてやりながらでした。だから、バトラーにとっては丸椅子=美味しい なのでしょう。(今では乗って1粒、身体全体終わって1粒、顔をやって1粒です)今では、散歩から戻ると必ずブラッシングなのですが、丸椅子を置いて、蒸しタオルやクシなどを準備して戻ってくると、バトラーは椅子の横に座ったり、前足をかけて待っています。もちろん、この上に乗ると大人しくしています!

お風呂に入れてタオルドライの後、ドライヤーとブラッシングですがそれも、この椅子の上で行います。お風呂から出てすぐ、いつも興奮して走り回るのですが、椅子を見せると飛んできて、乗せて~と催促するくらいです。で、乗せるとウソのように興奮が収まり、大人しくお手入れをさせてくれます。じっとさせて何かをしたい時、私は丸椅子を使います。バトラーのピントバッチリなオスマシ画像が1番多いのも丸椅子の上なのはこのためです(笑)どうしてもさせてくれなかった目薬も、ブラッシングが終わったあと、椅子の上に乗せたまま私がおやつをくわえて(笑)視線を釘付けにしたその隙に点眼しました!もちろん、3日後には目薬が先でもOKになったことは言うまでもありません。(すごく自慢してますね・・・^^;)

きっかけだった食後の顔拭きは、逆に足の間HOLDの体制が決まりになりました。それは、HOLDができるようになったこと、あごの下や、歯を拭くにはこの体制の方がラクだったからです。お散歩から帰ってすぐの足の裏を拭くのも、この体制なので、1日最低4回は、足の間HOLDを今でもやっていることになりますね。もちろん、今では全く押さえることはなく、バトラーは私の足の間でお腹を出して伸びていますから、どこでも触り放題です(笑)洋服を着せてわきの下や胸元に毛玉ができた時は、丸椅子よりはこの体制の方がラクにできます。バトラーもこちらが毛玉と格闘しているにもかかわらず、寝息を立てていることもあります。特に足の間HOLDの効用は大きいですし、応用もたくさん利きます。薬(錠剤)を飲ませる時、異物を口の中に入れた時も、臆せず手を口の中に突っ込んでいけるのも、ここから来ていると思います。

獣医さんで見てもらう時、HOLD~と声をかけながら、私の脇の下にバトラーの顔を挟み込めば、たいていの処置は大人しく受けてくれます。どちらもそうですが、『やらなきゃ』と思ってやっているのではなく日課の一部に、ゲーム感覚で楽しみながら、自然な形で取り入れていけたのが、バトラーにも私にもよかったのだと思います。わ・・・コメントのはずが、また自慢しまくってしまいました(^^;)編集してくださいませ。この2つ(HOLDと丸椅子)のことは、是非中西さんに伝えたかったので・・・