99/09/11-13

~ 犬の訓練 子犬の訓練 ~

※画像はランダムに選んだもので、日記とは一切関係ありません。

99/09/11
脚側の付けで斜めに入ったら、後ろをポンと叩きます。飛越は、呼吸、タメ、タイミングで飛ばせます。

飛越で飛ばせるには、犬との呼吸、会話がとても大事です。犬の状態を見ながら、いかにノセて、元気づけて飛ばせるかがポイントです。バーは犬にとっては怖いものなのです。レベル4~5で良く褒めながら、厳しさと優しさのバランスを良くとりながら引きましょう。

まず飛越で、コバヤシ、マキシム、ブラッキー、ダイナを引きました。飛んだ後、ウロウロしたりよそ見をしたら頭を叩きます。それでもウロウロしたら、「前へ」の指示の後そのまま前へ出て、黙って真ん中で、基本姿勢で待ちます。「ここでスワレでしょ」という気持ちで、責めながら。今日は「終わります」の声が入ってしまったので実際に体験できず。次回は必ず!身体で覚えましょう。

バーの向こうからツケで、バーを飛んでから回って付かせます。この時、ツケの指示を良くきかないようであればチェーンを付けて矯正します。

基本訓練をしました。ルーシーとマリちゃんを引きました。後ろで少し遊んでいたら、右をとるか、右足を引きチェックします。何度も見逃してしまうと、修正が効かなくなります。脚側できちんと座るようであるならば左手の「マテ」の指符は使わないほうが良いです。
※無駄な手は一切使わないよう、注意しましょう!


99/09/13

飛越、第3日目です。 ブラッキー、マキシム、ダイナを引きました。まず短い距離の飛越です。「前へ」の呼吸はイマイチ合わず。指符のタイミングは、ポンと叩いてから一拍おいて声符を入れるようにします。飛んでから着地すると同時くらいにに「マテ」または「スワレ」の声符を入れます。ブラッキー、ダイナはどうも右へ流れます。昨日も教わったように「前へ」の指示の後、そのまま前に出て「チェックしてるぞ」という気持ちを伝えますが、思うとおりに動いてくれません。何度もやると前に出ないと座らないようになってしまうので、注意します。

指示を出すときは、気持ちを入れるのが大事。わかっているけど、なかなかできません。

今日は新しい「スワレ」の指符を習いました。3の手で人差し指を前に出して、それでも座らないときは、その指をぐっと上に上げていき、最終的に綺麗に90°になるところまで上げます。この時、ゆっくりと力を入れながら腕を引き上げていきます。この手でダメな場合は、また3の手へ戻します。ゆっくりと犬の目を狙って、指で指していきます。動作で自分の気持ちを表現し、犬に伝えることが大切です。とにかく会話が大事なのです。

「前へ」で犬が前へ出ない場合、一歩前に出る方法を習いましたが、今日はもう少し厳しい手として、左足を引く方法を習いました。この手は、3段階使い分けます。1段階目で10cmほど、2段階目はもう少し力強くさらに10cmほど、3段階目はさらに10cmほど足を後ろへ「ずりずり」という感じで引きます。それでも行かない時は、足を戻して後ろをとります。このレベルはまだ詳しい説明は受けていません。この手で気を付けるところは「引いた足は決して戻さない」という点です。戻したら、犬に負けたことになります。次の瞬間から、犬はつけあがります。といっても、支配欲ばかりが強すぎても、犬は言うことをききません。
※常に平常心でいることを心がけ、雑念を取り除き訓練に臨みましょう。

長い距離で、ブラッキーとダイナを引きました。結構手応えがありました。なぜかわりと素直に前へ行き、それほど困ることなく座ってくれました。ストンと座らせるポイントは、まず「マテ」では座らない場合、犬が飛んだ後振り返って、自分と目が合った時、3のレベルで「スワレ」の指示を出します。それでもダメなら、その手をぐっと目に向かって伸ばしていきます。それでもダメなら90°まで手を上げていき、それでもダメなら、3の手に戻し、犬の目に向かってぐっと指を指します。遠くから犬を座らせるのは、もちろん大変難しいです。

このあたりから個人差がでてくるそうです。今、PDAのNO.1訓練士は、22才の女の子だそうです。がんばりましょう!