Doggy Laboができるまで

訓練所勤務からDoggy Labo立ち上げまで

「Doggy Labo」(ドギーラボ)という名前には、[犬好き人間たちの研究所]という意味を込めました。愛犬ロックと出会ってから「犬のしつけ」の奥深さに魅せられ、ロックの成長とともにいろいろなことを研究し、学び、身に付けながらどんどん前に進んで行きたい、という意欲が込められています。
(親バカですが、ロゴの色が2色なのは、濃い方がロック、薄い方がコタローの毛色です。アクセルとフーラ、アトラス、エリオス、クロノスは・・・立ち上げた時にはまだいませんでした。。。)

※今では「犬のしつけ」ではなく「犬との正しいつきあい方」という表現を使っていますが、当時は、「犬のしつけ」に魅せられたことがきっかけでした。その後、「犬のしつけ」という言葉に疑問を持つようになりました。

家庭犬訓練所の訓練士時代

訓練所にお願いするよりも、ロックのために自ら、犬のしつけを学びたいと、訓練士養成学校に通い始め、卒業後、訓練士として同訓練学校に勤務しました。
しかし、訓練所では良く指示に従う優秀な犬が、家に帰ると飼い主のしつけを無視し、吠えて走り回り、散歩で引っ張る姿を目の当たりにしたことをきっかけに、訓練所の仕事に対し疑問を感じ、訓練士を辞めました。
実は、このころはまだ、「 犬の訓練 」と「 犬のしつけ 」を混同していました・・・。本当は、ロックを訓練したかったのではなく、しつけたかったのだとわかったのは、シドニーに行ってからのことでした。

※「犬のしつけ」と「犬の訓練」「犬のトレーニング」という言葉の定義を区別するとなると、なかなか難しいものがあります。今では(2016現在)、それらは使わずに、「犬との正しいつきあい方」を追求しています。

  

犬のしつけ アドバイス インターン研修 in シドニー

訓練所を辞めてからも、犬のしつけに対する熱意には変わりはありませんでした。
そこで、訓練所での思いから、犬のしつけでは、やはり海外の方が進んでいるのではと思い、インターネットで海外でしつけ方法を学べる場所を探していたところ、「飼い主に犬のしつけを指導をしている」というユニークなトレーニング会社を見つけました。それがドッグテックインターナショナルです。

毎日3~5件のお宅に伺い、問題行動があるとされている犬たち(163頭)と会ってセッションを行ってきました。
犬のしつけのチーフインストラクター ジョンは、犬にほとんど接することなく、飼い主たちに的確なアドバイスをするだけなのですが、それでも、どんどん変わっていく犬たちの姿を見て、驚きとともに、まず自分の犬たちをしつけし直ししたい!と強く思いました。?(我が家の愛犬たちですが、宅配業者の方にはずいぶんとご迷惑をおかけしてしまったことと思います。「ああ、勘違い?」番犬たちです・・・)

※代表のナカニシはドッグテックインターナショナルで研修をしてきましたが、Doggy Laboのメソッドは、その後、独自に発展させたものであり、DogTech International および DOGTECH JAPANのものとは異なります。

 

Doggy Laboドギーラボ立ち上げ

帰国して、早速我が家の犬たちのしつけをし直しました。犬たちに何かをしたのではなく、自分の犬との接し方を変えたのです。
見事に良くなった愛犬たちを見て、困っている飼い主さんたちのお役に立てるのではと思い、犬のしつけをアドバイスをする仕事をすることを決意し、Doggy Laboを立ち上げました。

  

 

2016年、Doggy Labo の今・・・

2002年に立ち上げてから早15年目になりました。訓練所勤務時代を入れると、犬業界に関わり初めて17年目になります。

立ち上げ当初は「犬のしつけ」に魅せられました。しかしそれは誤解でした。私はそれから、お客さま先の犬たちに出会い続け、その頭数は1950頭を超え、もう少しで2000頭になろうとしています。

初めは、彼らを教えているつもりでしたが、だんだん、自分が教わっていることに気づくようになりました。私の師は、ジョン・リチャードソン、イアン・ダンバーを経て、2000頭近くの犬たちとなりました。

2009年に、アメリカンインディアンについての教えに導かれ、いろいろ調べるようになり、2013年、ついにアメリカンインディアンの末裔たちが暮らす、サウスダコタ州、シャイアンリバー居留区でのワークショップに参加して、儀式を体験してきました。

そこで教わったのは、母なる大地の上、命はみな平等であり、それぞれに責任と権利がある、ということでした。

メディスンマン、ロイ・サークル・ベア氏の

母なる大地の上、一番大切なことはFeith 信頼、
信頼のために必要なのは、Accept 受け入れること、という教えに出会います。

私たちは、犬たちを本当に受け入れているだろうか?

疑問を感じるようになり、新しい考え方を持つようになりました。
それがDoggy Labo のポリシー

Accept & Ask

受け入れて、お願いする

です。そしてさらに

「よりそイズム三原則」

1.社会、他人に迷惑をかけない
2.飼い主、本犬に危険が及ばない
3.お互いハッピーなら、お願いしよう!

原則に反しなければ、

あなたらしく生きていいんだよ!

というルールに基づいて、犬たちとの新しい
さらに良い関係を築くお手伝いをすることが、
Doggy Labo の使命です。