99/08/26-28

99/08/26
今日はブランとボブとおまけでロットを引きました。ブランはどうも相性が悪いのか、上手く行きません。チェーンをはずすとツキが悪くなります。あまり嬉しそうでもないし楽しそうではありません。1回のツケで来なかったら、すぐ犬の方へ行っていけないことだということを伝えなければなりません。先手先手をとっていかなくてはならないことを忘れずに。

「ツケ」で呼んでもフラフラとよそ見をします。そういう時は、はじくように犬を叩いて軌道を修正します。このとき叩き方が弱いと、なでられたと誤解をさせてしまいます。ますエスカレートさせてしまいます。叩くときは、気合いを込めてガツンと一発で。中途半端にたくさん叩くことは、犬にとってもかわいそうなことです。

回ってツケのマテで待たないときは、こちらから前に出ていきます。それでもウロウロする場合は、床に踏み込んで音を出して叱ります。よそ見などしていたら後ろをとります。

「マテ」の指示を出す場合には、姿勢は絶対にかがんではいけません。犬にお願いしていることになってしまいます。「おいで」の姿勢ともとられかねません。やはり姿勢がとても大事です。

そろそろ1ヶ月たちます。脚側で座らせる場合、鼻が自分の膝より前にでないように心がけましょう。訓練士のプライドとして。
訓練中は、手(指示)がきつくなりすぎないように気をつけましょう。手が上がりすぎたら、よくなでて優しくして、手を落としてあげます。手を下げるようにしないと、上げた時の効果も出ません。

回ってツケで待たなかった場合、再度待たせる時は「マテ」の指符は出さないようにします。目で待たせて、もとの位置に戻ります。
犬をなでるときは座っているか伏せている時にします。


99/08/28

今日は新しい手を教わりました。右を切るタイミングで手で後ろをとる代わりに、ズリズリと音を立てるようにして右足をゆっくりと重たく後ろへ引きます。この時かかとを上げないように注意します。

ダイナを引きましたが、イマイチ思うように引けませんでした。土曜日は上手い人が多いので、勉強になります。大島さんは私の3倍厳しくダイナをチェックしながら上手く引いていました。「動きが早すぎる」と先生に注意されました。うーん、、、。
匂いを嗅いだり、手で遊んだりしたときは、ゆっくりと平常心でチョークサインを送ります。慌てたり焦ったりすると、犬に伝わってしまいます。

とにかく、どの動作も落ちついてゆっくりしましょう。早い動きは効果がなく、犬を浮かせてしまうだけです。姿勢で犬にプレッシャーをかけられるようにしましょう。
コバを引きましたが、「マテ」で待てません。何度か振り返り、目で止めながらゆっくりと振り返り、右足に体重を残して左足を右足の横に持ってきます。コバの場合は、待てなかった場合、こちらから前に出てしまうと恐がってしまいますので、しません。犬によって、対応は変えていかなくてはなりません。コバは怖がりで、自分に自信の無い子なので、たまに撫でて自信を持たせてあげます。撫で方にもいろいろあり、ほめる撫で方、落ちつかせる撫で方などがあります。あまり激しく撫でてしまうと、犬を浮かせてしまう事があります。撫でるときも叱るときと同じくらいに充分気持ちを込めます。

犬が飛びついてきたら、チェーンでゆっくりつり上げるか、前足を踏むつもりで足でしかります。返しを入れるのも、有効です。「返しを入れるぞ!」という気持ちで、リードを持った拳をゆっくり引き上げても効きます。

犬がふざけ始めたら、興奮の度合いで犬をはじく力の強さを決めます。回ってツケでマテの手をそのまま通り抜けるようなら、後ろへ引かずにポンと鼻に一発入れます。ツケの手の大小には意味があります。大きく強くと、小さく優しくと。音の強弱で、レベルを上げていきますので指符、声符を出すときは、大きさ、強さを慎重に選択するようにします。脚側行進の姿勢、歩き方でこちらの気持ちを伝えることが可能です。厳しい歩き方、威圧感のある歩き方、やさしい歩き方など、犬に合わせて考えることが大切です。