01/2/3-18

2001/2/3
ディディ。ミスを一つずつつぶしていきます。脚側にツケたとき嬉しそうに手をついてきます。かわいいけど、かまってはダメです。手取り足取りかまってしまっては、ディディのためになりません。犬がどうすればいいか良く考えて、自発的にやるようにしなくてはなりません。そのためのチェックポイントを待つくらいの気合いで臨みます。

脚側右手前で止まります。チェックの手のレベルをよく考えて入れます。自然体で引いてミスを出して、的確にポイントをついて直す気持で。

チョークはできればかけたくないので、しっかり教えてじっくり駆け引きをしていきます。チェーンをそばに置いて、ゆっくり手に取ったり、かけますよ、という気持を読ませ たりしていきます。犬にもチャンスを与えてあげます。

ディディはチェーンに過敏に反応します。心理的な駆け引きが弱く、どちらかというと、リードチェーンを使って形だけ入れた可能性があります。

 

01/2/7
ラフ。犬が固まって座らなかったりした場合、犬に寄っていってはダメです。後ろをとる時も距離が大事。距離をとって犬が自主的に行動を起こすのを待つ。

左から攻めたらツカなくなるので、注意する。

ツケで脚側膨らみます。膨らんだ場合は、右から攻めます。マテで待たずに立ち上がったら、すぐにチェックします。にらみ合いはチャンスです。目をそらして視線を戻した時に、ツケの指示を入れます。タイミングはほんの一瞬です。

 

01/2/10
マイロ。スワレ・フセ。会話をしながら手を入れるポイントをつかみます。マイロの場合は、マズルを狙います。

合う手のレベルを探しながら引きます。とても怖がりなので、こわいことより指示が優先であることを教えます。この場合はかなり高いレベルで入れることが必要です。マズルが赤くなるくらいの手を入れます。そこでやっと手が合うのです。中途半端に叩き続けることは、マイロにとっても幸せなことではありません。

フセはリードチェーンで喉元あたりを押さえつけていくか、首から肩にかけてのあたりで押さえつけるか、どちらかの方法をとります。絶対に負けてはいけません。

 
01/2/16
マグ。訓練ではなく、ただ引いているだけと指摘を受けます。カラダが動きすぎです。上半身に無駄な動きがあります。あせりや不安、戸惑いが出てしまいます。左のツケの指符の出し方を注意されました。

神保さんを見習いましょう。かれは失敗を恐れていない引き方をしています。住み込みの意気とでもいいましょうか、人生をかけて引いているとのこと。マグの脚側の膨らみを左手でチェックします。気持で負けていません。あわてないので、犬の気持を切り替えることができます。すり足も、気合いが入っています。

マグが左手をからかって、遊んでくれる人か確かめにきます。あせらず気持を落ち着けて、「ダメだぞ!」という気持を込めてぐっと左に気持を集中させます。入り方は大切です。

おだててやらせてみたところで、毎回きちんとやるとは限りません。子犬を引くときは、指示はわかりやすく、良く撫でながら会話をしながら引く。

ピクシーを引きましたが、最初のポイントがつけず、教えることができませんでした。10日やっても良くならない、、、。

 

01/2/18
マイロ。飼い主さんが良く復習をしていたようで、甘えて前に出てくるといいうことがありませんでした。

回ってツケに入ります。マイロはこわがりで集中力が弱いところがあります。それに対応した訓練をする必要があります。

回ってツケ、座りが悪いので、工夫をして右から、左から攻めます。

田村先生が入れます。テンポが違います。会話のかけひき、声リズムでマイロを動かしていきます。手や身体の動きで犬の動きをうながします。犬が座ろうしている時を見逃さず、その気持を押してあげます。組立があるので、テンポで攻めることができます。脚側、膨らむようだったら、チョークでチェックします。リードチェーンを使って、マイロの動きを誘導します。丁寧すぎると踏ん切りがつきません。

脚側で座りが悪いとき、後ろをとりますが、このとき足は絶対に動かさないようにします。マイロは怖がりなので、足を動かすとかえってブレてしまいます。