01/3/10-12

01/3/10
ピクシー引継。まだ子犬なので、指示ははっきりと出すこと。あいまいにしてしまうと、ピクシーの中で「やらなくても大丈夫かも、、」という選択肢が生まれてしまい、なかなかやらなくなってしまいます。

北澤さんがマグを引きました。田村先生の指導。犬をつかまえて引くこと、とのこと。「回ってツケ」でブレますが、何で引っ張ろうとしているのか手が見えません。目だけではこの大ブレは直せません。

再び鈴木さんの生徒指導より。「未成犬は、ジワジワ攻めるとキレてしまうので、注意します。」

 

01/3/12

訓練士は職人です。職人は、自分の描いたイメージを大切にしなくてはいけません。

ラフを引く組立を何種類か教えて頂きました。向こう側で「ツケ」でつかないので、つかせない、という作戦をとります。後ろを攻めてラフを誘導し、バーの真ん中に来たところで止めます。この追い込むのがなかなか難しいのですが、、。そうして座らせることができたら「ここでしょっ」という気持で「ツケ」です。

ラフを追い込もうと攻めたのですが、どうやらただ押していただけのようで、犬に背中を見せてしまいました。犬を攻めるのに背中を向けるというのは無い、と指導いただきました。

喧嘩と警告は全然違います。喧嘩の会話をしないように。あくまでも「それでいいの?」「あぶないぞー」です。

犬を目で追わないこと。目で止めてしまったり、中途半端な攻めの指符で止めてしまったりしてしまいました。

匂いを嗅いでいるのに「ツケ」と指示を出してしまいました。全然会話になっていません。。。

対面でバーの左側でラフが止まったら、バーのあたりまで右側に出て警告をします。そして立ち位置に戻って、自然体で「ツケでしょ」くらいの気持で指示を入れます。喧嘩にならないように充分気を付けます。

訓練士の仕事は、引くことではなく、教えることです。アタマではわかっているのですが、、。

何度も言われてしまっていることですが、とにかく細かいところをつぶしていくこと。

大脇さんがラフを引いていました。飛越でバーを踏んで落とす癖がついていました。飛ばせる前から苦手意識があるようなら、初めから左足を引きます。強気を示します。「ダメだぞー」という会話だと思います。

バブを引いたのですが、右手前で止まってしまいました。恥ずかしいことです。しかも2回も3回も止めてしまいました。意識が全然入っていません。気合いも入っていません。引いていても意味が無いと言われても、仕方がありません。

「ツケでしょ」の気持でつかせることはできたのですが、引こうとしてしまっている自分を感じました。教えようとしていません。訓練が入っている犬は「そうじゃないでしょ!」という会話で。ミス一つ一つで訓練士を測っているのです。「この人はやらなくても良さそうだ」と。わざと楽に引いてブレさせてチェックしてやろう、くらいの気持を持たなくてはダメです。

夜、ラフ。
絶対に足を入れてやる!と思っているとラフはちゃんとやります。このとき、決して攻めあぐんではいけません。足を入れるときはつま先を床から離さないこと。当たりどころによっては、ケガをさせてしまいます。

会話ができていないので、回ってツケでゆっくりゆっくり来るのを許してしまっています。「早く!ここでしょ!」という気持で指示が入れば、ラフはチェックされているのを理解します。

手前で止まります。絶対に引っ張ってやる、という気持で左の指符を出します。犬の動きをよく見て、指符を引き上げます。

脚側行進で、向こう側ターンの手前で止まります。止まることを予測して「止まるなら止まってみろ!」くらいの気持で指符と声符を入れると、止まりません。

犬の呼吸をよく見て指示を出します。右手前で止まったときには、真横に一歩ぐーっと体重をかけて出ます。このときの会話は「後ろあぶないぞー」です。そして自然体に戻って「ツケ」です。それでも来ない場合はつける気持で前に一歩でて「ここでしょ」の「ツケ」です。

入り方の「スワレ」が大きすぎると指示を受けます。

「ツケ」の指示をむやみにタメないこと。タメには理由がありその効果がありますので、
ちゃんと計算されてなくてはいけません。

犬が走っても慌ててはいけません。まだまだ慌ててしまいます。引っ張ることができる、という自信が無いからです。