99/10/16-19

99/10/16
今日はなんと、2ヶ月の子犬を訓練しました。「マテ」で、とにかく座るか伏せて動かない「動くと危ない」ということを教えます。かわいいけど、教育をしなくてはなりません。次は未成犬の基本訓練をしました。最初はイエローのラブです。これが、なかなか思うようにいかず、切り替えるのに苦労しました。そのあとアルファを引きました。これは切り替えられればOKなのですが、まだ力が入りすぎてしまいます。自然体で引けるように努力が必要です。よそ見をしながら引くような気持ちで。かといって弱気とは違います。

犬にスキを見せてはいけません。自然体の中で、厳しさと的確な対処を心がけて!難しいですが。隣で田村先生がゴールデンを引いていて、そうしたらアルファもよくなりました。それは、アルファが変わったのではなくて、私が変わったそうなのです。うーん。

次は、成犬で、バブとボブを引きました。バブは切り替えるのを失敗。モタモタしてしまいました。犬が切り替わっていないので、切り替えるように、と田村先生にチェックされます。脚側で「マテ」は、左手を使って座らせよう、などと弱気になってはいけません後ろをとる、右足を入れるなど、右足を切れ味良く使いましょう。

脚側行進で、ツキが悪い場合には「ツケ」ですぐに右足を入れます。あまり何度も使ってはいけません。ここだ!というタイミングで一発キレイに入れます。どんな手もそうですが、何度も同じ手を使ってはいけません。犬の虚をつきましょう。「この人は油断できない」と思わせることです。かといって手のレベルが犬の状態に関係なく、上がりすぎてもダメです。切り替えそこなってもいけません。難しい、、、。右足が効かない場合は、何度も使わず、後ろを徹底的に取るなどの方法に切り替えるなど、工夫します。平常心で臨むことが大事です。犬のペースに持って行かれないように、充分考えます。あくまでも犬が訓練士のペースに合わせるように。犬にチェーンを付ける前に、こうされたら、こう対処する、という作戦の組立をあらかじめしておく事が大切です。犬は、訓練士に対処できる力があるかどうか、読んでいます。大変ですが、やっと今日この頃「よし、かかってこい!」と思えるように、すこーし、なってきたようです。平常心です!


99/10/19

今日はまず2~3ヶ月の子犬を引きました。2ヶ月の子は、チェーンの皮が気になってカミカミしてしまいました。皮はNGです。3ヶ月の子犬は、回って付けです。ポンと敲くなど、弱い手は何回も入れると、犬が叩かれるのに慣れてしまい、打たれ強い子になってしまい、あとあと大変です。「ここだ」というポイントで「パン」と強めに(強すぎないように)入れます。これはこれで加減が難しいです。

次に、何も訓練が入っていない成犬を訓練しました。これはとても大変でした。とにかく、彼は、なにごともこわくて超ブルーになってしまい、どうにもできませんでした。心を開かせながらやらないと、上手くいきません。浮かせながら、回ってツケをしますが、脚側も当然座れないので、顎を引き上げて、リードをピンと張って、お尻を押して座らせます。なだめながら。とにかく、大変でした。

次は未成犬の基本訓練です。コジローを引きました。レベルが高すぎて、回ってツケで右側へ膨らみます。少し手を下げて優しくすれば大丈夫とのことですが、先生と同じようにやっているつもりでも、どうも上手くいきません。身体が少しでも前に曲がるのは、手を落としていることになります。果たして進歩しているのでしょうか、、、。

次は成犬です。日本犬を引きました。回ってツケの「マテ」の待ちが悪いですが、なぜでしょうか?それ以外はまずまず引けましたが、最近、先生があまりチェックを入れてくれません。自分で考えろ、の時期なのでしょうか。自分ではまだ、よくわからず。まだ手が高すぎるのでしょうか?手は、低くしすぎてもNGです。難しい、、、。

ラストはブルーノを引きました。右が怖いのか、ツキが悪いのです。叩いたり蹴ったりは一度もしないようにしたのですが。

なんか、進歩したのか、してないのか、後退したのか、わからない日となってしまいました。