99/10/9-12

99/10/9
今日も未成犬達です。6Fと5Fに分かれ、ただひたすら未成犬の基本訓練をします。どうも手が厳しすぎるようです。厳しすぎて犬が付かなかったり、ブレたりしてしまいます。上手にできたら良く誉めてあげ、撫でてあげることで、手のレベルを落とします。撫でて誉めてあげるときも、的確なタイミングで。「ツケ」は一発で決められるよう努力しましょう。「1回で来なければ、チェーンをとりに行くぞ!」という気持ちで臨みます。無駄な手は、絶対に入れないように!前から何度も書いていますが、どうも身体が覚えていないようです。

今日は、田村先生に「中西さんなんか、もう訓練楽しいでしょう」「スーっと伸びてきたね」と言われました。嬉しすぎです。(^-^)「楽しくない」とは言いませんが(^^;;;

今日の田村先生の講義によりますと、訓練をしていると、1年目の壁、2年目の壁、3年目の壁というのがあるそうです。1年目の壁は、厳しさ、威圧感が強すぎて、犬が付かなかったりするようになるのだそうです。すでに、心当たりが、、、。今後の課題は、まず「厳しさの中に優しさを生み出すこと」身体で優しさを理解し、身に付けましょう。理想は『優しさの中に厳しさを出せること』です。厳しさばかりでは、犬も勉強が嫌いになってしまいます。良い訓練士の条件は「優しくて、厳しくて、面白い」でした。

スーっと伸びた理由には、このノートもポイントだと思います。PCの打ち込みも。犬に自分の心を乱されることの無いようがんばりましょう。

3カ月の子犬のパターン入れをしました。とにかく機械的に、どうすればいいのか、をひたすら教えます。回ってツケで、リード・チェーンを持ったまま子犬を引っ張ります。脚側では、頭が出たらポンと叩き「それは危ないぞ」という気持ちで教えます。座らない場合は、チェーンをぐっと上に引いて弛めると座ります。子犬はチョークサインをこまめに使い、わかるまで100回でもやるぞ!という気持ちで臨みます。脚側で待たせるとき姿勢はなるべく起こして、「マテ」の指符と声符を入れます。


99/10/12

今日も未成犬達です。まずピーちゃんを引きました。切り替えることができれば、そんなに問題は無いのですが、、、。次はボスです。サラが気になるようで、そちらに気が行ってしまって、チャンスがあれば、飛んでいってしまいます。チョークなど入れますが中途半端な弱いチェックが入っても、犬は「なんだこんなもんか」という感じで受け取り、ちっとも効果はありません。一発でギャフンと言わせるつもりで手を入れましょう。

今日は、休憩時間に犬を連れて行きました。それはそれで楽しいですが、ゆっくり休めません。ボスを連れて行きましたが、他の犬にちょっかいを出すわ、引っ張るわで、大変でした。歩かせる時は、犬の頭が前に出ないように歩かせます。待たせる時は、犬に気負けしないように強気で。

次はゴールデンとチビでした。チビはまだコツが上手くつかめません。休憩の時「歩けない」というのは「歩き方を知らない」という意味だったようです。うーん。

ゴールデンは手が合いません。レベルが高すぎたり、低くしすぎたり、、、。小さなレベルの差の感覚が自分でとれません。これが問題です。身体でわかっていません。上げすぎても、下げすぎてもダメです。今日も6F、浦野先生のフロアでした。田村先生のチェックも受けることができました。