99/11/11-13

99/11/11
今日はまずリョウを引きました。気を付けたポイントは姿勢です。とにかく頭をなるべくまっすぐに保ち、ブレないように歩くこと。目線をはずすこと。リョウは脚側行進の途中で座りが少し悪かった以外は、特に問題なく引けました。あまりに良い子なので、犬を替えます。次はアレックスです。これがまた、とても良く訓練が入っており、上手く引くことができました。というか、特に教えることがありませんでした。(上手く引こうと思ってはいけません。基本の心構えは「教えてあげよう」です!)
次はグーピーです。回ってツケで、一発で来ないことがたびたびありましたが、それ以外はほとんど問題ありませんでした。どの指示も、一発で決めたいです。そのためには、一発できかなくてもいいんだよ、という広い心の状態に常にいられるようでなくてはダメですね。

犬との会話は、あせらずゆっくりと、確実に。右をとる、右足を入れるといったきつめの手は、なるべく入れないで済むように。ためて、ためて、ここ一番効果大!というときに使えるようにしましょう。今日はレベルが上がりすぎないように気を付けたつもりでしたが。

次はサモーを引きました。脚側での座りが少し悪いです。前屈みになってしまっていたようで、少し後ろに重心を移してみたら座りました。効果、あったのでしょうか?

今日も河村さんが引くのを見る機会がありました。イメージトレーニング用の画像を取り込もうと、たくさん見学をしました。

まず昨日の課題のタクローを引いていました。最初、脚側の付き方はそれほど厳しくチェックしません。行進しているとき、マットからはみ出すと厳しいチョークが入りました。脚側行進で付かないとき、リードをピンと張り、「来るの?来ないの?来なくていいの?」という感じで少し犬に考えさせてから、それでも付かないようだったので、後ろ向きにあとずさりをして右足が入りました。脚側の付きも甘いので、右から送ってそのままリードは右手でもって後ろでピンと張り、脚側に付けます。ムダのないチョークが犬のミスごとに、何度かキレイに入ります。レベルはわりと高めに入っていたと思います。良く撫でてレベルを下げていきます。石原さんの時より、ムダが無く見事でした。

田村先生の言葉。犬がブレてから直すのはすでに後手に回ってしまっています。犬がどう動くかを気にする前にまず自分の姿勢を正してみましょう。

田村先生がレンジャーを引いているのを見学していて気づいたこと。手のつなぎがすばらしいです。リズムがあって犬の動きを先に読んでいて、こうなったらこうする、がすでに完璧にできあがっているので、スキがまったくありません。犬もすっかり先生のペースで動くしかないといった様子。レベルのコントロールも完璧です。先生の姿勢で気づいたことは、胸は張っていて、腕はピシッとからだの横についています。身体の前にかかりません。

(ガジロー/鈴木さん/田村先生/飛越)
飛んでから座らせる時、身体が前かがみになっていて、飛んでからストンと座りません。もっと自信を持ってビシッと立つこと。しかし、あくまでも自然体で。犬がよりかかってきたり、舐めてきたらパンとはじいてしかります。

 

99/11/13
やはり土曜日はとても人が多く、着いてすぐに訓練場には入れず。まず、アレックスを引きました。そのあとガジロー、最後にターボを(パルコだったのかも)引きました。アレックスは特に問題なく引けました。ガジローも、
右側がこわくて、手前で止まってしまいますが、一応対処しました。

河村さんが引く、レンジャーの飛越を見学できました。タオルを使っていました。チェーンを投げたりリードを使ったりしていました。

ターボを引きましたが、脚側で前に出るので、右足を入れて大失敗。シェパードは繊細なのです。さすがに落ち込みましたが、良い勉強になったと思わなくては。優等生を目指してはダメです。訓練士は、犬に教えて上げることが仕事なのです。今は壁に突き当たっているような気持ちです。できれば、だんだん上って行きたい。
せめてこうありたいです。     / ̄
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レンジャーが吠えたとき、河村さんが訓練場から出てきて「何がワンだよー」と言って叱っていました。人間ぽくって可愛かった(^_^)とにかくターボ(パルコだったかも)に入れた足は失敗でした。