JAPDT 今年のカンファレンスは
あの! ヴィベケ・S・リーセ氏 をお迎えします!
日時:8月30日(金)31日(土)9月1日(日)
10時〜16時50分
会場:麻布大学(横浜線矢部駅より徒歩5分)
※プログラム、参加費など詳細はこちら
デンマークでは初の、行動心理に即してコンサルティング、
トレーニングを行う「北ジーランド動物行動クリニック」
を営んでいる動物行動学のスペシャリスト。
講演概要
1. 人間の健康、犬といるおかげ!
~犬パワーからもらえる、人間のボディランゲージについて~
「お薬のかわりに犬を処方します」をビデオクリップと
パワーポイントで説明。
今やサービスドッグの団体は、世界中に存在し、
特にアメリカでの発展は目覚ましい。その中で、
科学的に今、何故、犬が人間を身体的にそして精神的に
「フィールグッド」にしてくれるか、が証明されつつある。
犬の効力に見られる、人間のボディランゲージの変化を紹介
2. 福島の震災から救われた犬
~トラウマがどんな影響を与えたのか~
彼のサクセスストーリーとボディランゲージ解析ライブショー
震災のために、主を失くし保護されたコーギーのオス犬。
過去の経験がどんな風に彼の感情に影響を与えているか、
ボディランゲージからその心情をさぐる。そして、
トラウマを持った犬の飼い主は、どんなボディランゲージを
発見すべきなのか、ビデオクリップとライブショーを通して、討論。
3. 飼い主と愛犬が築く関係
~いったい信頼関係というのは、何を持って具体的に定義できるのか?~
飼い主と犬は、信頼関係によって結ばれるべきものであり、
良い関係を築くためにはとても大事なことである。子犬が家に
やってきたら、即、この関係作りはなされるべきものだ。
問題は、多くの飼い主がどのようにその「信頼」に基づいた関係を
作れるか、理解していないこと。というのも、人間はどうしても
人間の観点から信頼関係を見て、それに従って、犬と接しているからである。ではどうしたら、犬の観点に基づいた信頼関係を築けるのだろう?
4. 犬のボディランゲージとメンタルキャパシティ
私たちは、必ずしも愛犬とスムーズにコミュニケーションを
行っているわけではない。たがいに意図を誤解し、
よって両者の間で衝突が起こしているものだ。
ここでは、ビデオクリップを見ながら、どのように犬の感情を
ボディランゲージの中に見いだし、彼らの意図を理解するか考察する。
同時に家庭犬として持つべきメンタルキャパシティの大事さを述べたい。