「想像していない結果となった!?」赤嶺ジャック

多頭飼育から保護されたジャックを飼い始めて1年ちょっと。
トレーナーさんに自宅に来ていただき飼い主のためのレッスンを半年近く
毎週受けていましたが、私自身が妙に辛くなり、
レッスンをやめていたところでした。

ジャックの散歩の引っ張りが日に日に強くなっていて、
どうしたものか、新しいトレーナーさんを探すべきか…
と思っていたところ、Doggy Labo オンラインレッスンのモニター募集を知りました。

中西さんの本はいくつか読んでいました。
シーザー・ミランみたいなリーダーには到底なれそうもない私を
勇気付けてくれるような内容でしたので、中西さんなら、
わたしの悩みを解決してくれるのでは!と、最後の望みを託すような気持ちで
応募しました。

レッスンは、ZOOMを使ったface to face のオンラインレッスン。
仕事でオンラインのチャットを使っている経験もあり、
あまり緊張せずに話をすることができました。
中西さんとは初対面でしたが、すがすがしく明るく、
上から目線でもなく、とても話しやすかったです。

散歩の引っ張りについて受けたアドバイスは、怖いもの(子ども)は避ける、
早めに逃げる、でした。
それは、『犬とのよりそイズム』にもしっかり書かれているアドバイスでしたが、
読んだ気になっているだけで、自分ごととして捉えていないことに気づかされました。

アドバイスどおり美味しいおやつを持って、さっそく散歩に行きました!
が…。あいかわらずビビって、おやつどころではないジャック。
始終ビビりっぱなしで、「これじゃあ、せっかっく用意したレバーも意味がないし、
最初から最後までずっと走り続けなくちゃいけないじゃないの!!」
と、無性に腹が立ってしまいました。

そんな私に中西さんがくれたアドバイスは、私自身を大切に、ということ。
その後、何度かLINEで相談させていただきましたが、
“幸せのシャンパンタワー”、“課題の分離”、“鏡の法則”というような、
「それ、本で読んだわ!」というような話題が何度かでてきました。
私って、本は読むけどちっとも身についていないんだなと、
痛感した1ヶ月でもありました。

1ヶ月のレッスンを終えて−–

実はジャックは特に変わった様子はありません
私自身がジャックに対して“一方的に抱く悩み”が薄れてきたように思います。

わかったのは、問題犬がいるのではなく、
わざわざ問題点を探し出して問題視する私がいる、

ということ。
“一方的に抱く悩み”は、家族に対してずっとあったようで
オンラインレッスンを受けてから、わたしの中の <悩み製造マシーン> の存在が
少しずつ薄くなっているのを感じます。

以上、まったく想像していなかった結果となりましたが、
大好きな「哲学的な時間」を持てたことに驚き、そして感謝しています。

子どものまんまみたいな私につきあってくださった中西さん、
ありがとうございました。

赤嶺ジャック