ビヘイビアリスト(犬の家庭教師)をはじめて ~ 見えてきた飼い主さんたちのこと ~

帰国してビヘイビアリスト(犬の家庭教師)の仕事を始めて、伺ったお客様の数は100件(※)を超えました。
実際にお宅に伺い、犬と飼い主に出会い話を聞いてきて感じたのは、皆さんが困っている問題行動はいくつかのパターンに分けられるということです。
問題行動の原因の大きな柱は、犬と飼い主の主従関係にありますが、主な問題行動と、それについて感じたことをお話したいと思います。

吠える

まず、なぜ吠えているのか、良く観察してみて下さい。来客、外の物音に向かって吠えている場合、ケージの中から飼い主に向かって、ゴハンが欲しくて、散歩に行きたくて吠えている場合、何か特定のもの、掃除機などに向かって吠えている場合。それぞれ吠えている意味と対処の仕方が違います。場合によっては、叱らなくてはならない、あるいは無視しなくてはならないのです。

唸る、噛む

愛犬に噛まれたことがある飼い主が意外にも多いことに驚いています。甘噛みを大目にみていると、あとでやっかいなことになりかねません。人間に牙を当ててはいけないことを、早いうちからしっかりと教えておく必要があります。犬は牙の意味を、人間が思う以上に意識しています。

トイレのしつけ

これは家の中で犬を飼う場合には、とても大事な問題です。しかし、あまり神経質になりすぎても良くない方向へ行ってしまうケースを多く見てきました。とにかく粗相をしてしまったら、慌てず、騒がず、叱らず、平静を装って始末して下さい。雑巾をたくさん用意して、どんとかまえるのが良いです。

呼んでも来ない

これも多い相談です。これは呼んだら来る訓練をすれば良いかというと、そういう問題ではないのです。呼ばれたら戻ろう、という気持ちを犬の中に生み出さなくてはなりません。そのためには、犬にリーダーの指示は絶対だ!という服従の気持ちを持たせなければなりません。では、どうすれば良いのか?犬は生活の中から、誰がリーダーであるかを判断しますので、普段からの犬との接し方の中で必ず主導権を握るように心がけてみて下さい。
※現在は900件を超えました。2007/06/30

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