01/3/1

01/3/1
新入生指導。鈴木さんについて勉強します。
●まず、リードチェーンの使い方の説明をします。チェーンの扱い方、犬の首にチェーンのかけ方、などを説明します。

●基本訓練。脚側行進の説明とデモンストレーションをします。デモをしているとき、声符と指符の説明をします。最初は「ツケ」「マテ」です。指符は、最初は右手で。声符の入れ方と指符の出し方を練習してもらいます。

慣れてきたら、真ん中で一度止まるようにします。
とにかく自然に歩けるように練習してもらいます。
犬の歩く速さに合わせないように。

*歩くときに不自然になってしまいますので、注意します。

まずは姿勢をきちんととれるように、どうしても犬を見てしまうので注意します。犬の動きは気にしないで歩くよう努めてもらいます。自然に歩けるようになったらフィニッシュの説明をします。自然体で歩かなければフィニッシュがわかりにくいです。

*手にじゃれついてくることがあるので、かまわないように、むやみに手を動かさないように注意します。

座らない場合は、チョークの入れ方を教えます。

●リードだけはずして脚側行進します。チェックポイントは一緒です。とにかく自然体で声符、指符をきちんと出せるように。声符が左手に変わりますので、戸惑いがあるかもしれません。少し練習をしてもらいます。ツケでつかない場合があります。その時は、右足を一歩下げることを教えます。それでも来ない時は、チェーンをとることを教えます。脚側は左手で、対面は右手でチェーンを取ります。

●次は回ってツケです。ターンの足が意外と難しいので、きちんと説明します。犬無しで少し練習してもらうと良いかもしれま せん。

左手で「マテ」で犬を待たせます。自然体で歩いてターンをし「ツケ」でつかせます。このとき、犬が来ない場合があります。指符の出し方(少し強く出す)(手を少し高く上げる)と一歩前に出ることを教えます。逆に待たない場合は、「マテ」の4段階(指符を出したまま前に出るまで)の指符を教えます。「スワレ」の声符も入れます。
*「ツケ」の時に姿勢がかがまないように注意します。

●「スワレ」「フセ」。伏せてしまうことがありますので、その時は「スワレ」「フセ」を教えます。最初は右手で右モモを叩 きます。それで座らなければ一歩前に出ます。最初から一歩前に出てしまわないように注意します。それでも座らない時は、カラダが曲がっている方に向かって一歩出ます。後ろに蹴り上げるのも有効です。だんだんレベルを上げていくように。それでも座らない場合は、チェーンにリードをつけて、引き上げます。

●脚側行進。自然に歩けるように慣れてきたら、犬の脚側の位置を説明します。止まったとき、犬が座ったときに鼻先が膝から出ないように。つま先が揃うように。前に出る場合には左手で「マテ」を入れます。30・以上離れていなければOKです。

●生徒さんの様子をよく見て、休憩を入れて上げます。

●犬を替えて(エア)脚側行進の復習をします。床の匂いを嗅ぐなどの行為は許してはいけないことを教えます。エアは匂いを嗅ぐので、チョークでチャックすることを教えます。チョークをなかなか強くかけられないので、強さを良く理解してもらい練習してもらいます。

●犬を触りたい気持はわかりますが、他の人たちの訓練にも影響があるので、しゃがんで撫でたりしないこと。訓練士としての姿勢を持ってもらうことを理解してもらいます。撫でるときは、座っているときか伏せている時で。犬との距離を保つように。
訓練場への出入りの注意。他の訓練中の様子をよく見て、前を通るのか、後ろを通るのか、判断をするように指導します。
訓練場内は走らない。あわてた動きをしないように注意します。

●授業が終わったら、生徒さんの感想、質問など聞いてみます。
不安もたくさんあると思われるので、励ましもします。指符、声符のレベルやキレの良さは、徐々に上手くなります。ご心配なく。

ラフの訓練中、仕事での動きに気遣いを。プロとしての自覚。

マイロ。脚側行進で匂いを嗅いできます。手を入れたのですが、レベルが全然合っていません。隣で犬を引いていることなど周りの雰囲気も考慮すること。すぐにストップがかかりました。なんか屈辱的でした。。。

誘導と服従は違います。誘導は、良いときしかやらない、ということになります。後手のチョークは全然効果がありません。チョークは先手でかけなければ意味がありません。駆け引きに負けてからチョークをかけてもダメです。

回ってツケ、で待てず。最初を許してしまったために、後々大きな問題になってしまいます。最初がすべてといっても過言ではありません。

田村せんせいが引きます。チョークを入れて、次は一回だけチャンスをあげます。「どうすればいいの」と会話をしています。犬が自分で考えるようにします。左のチェックを入れるときに上からかぶるようにチェックしてはダメです。下から見上げるように(?)頭の微妙な角度が大きな問題です。