99/10/13-14

99/10/13
今日もつわ者達の基本訓練です。ピーちゃん、サラ、ボス、ゴールデン、ゼウスを引きました。ピーちゃんは、やはりフラフラします。フラフラするなーと思ったら、一発入れてしまった方がいいのでしょうか。切り替えれば、わりときちんと引くことができるのですが。ボスは気持ちの強さで勝てたのか、隣へ飛んでいかず。サラもまずまず引くことができました。ゴールデンは、短時間引きました。ツケで上手くつかせることができません。手の落とし方が足りないのでしょうか。「当然付くものだ」という自信を持つことが大切です。浦野先生のお手本のポイントは「気持ちで引く」ということ。「付かなくていいの?」という気持ちで責めます。そういえば自分のメンタルコンディション的には、「付いてくれるかなぁー、付いてくれよー、付かないかもなー」という風ですので、それでは付く訳がありません。気持ちが犬に負けてしまっています。リード無しの状態で、脚側に付かない時は、左手で「ツケ」の指符を出して、のそまま左手で脚側側からチェーンを取りにいきます。チョークは一回だけでなく、犬の反応を見て、気持ちが伝わるまで、何度も入れます。ゼウスは、何度かフラフラしてしまいましたが、蹴りを入れてから、切り替わったような気がします。

「マテ」で振り返ってから、ムズムズと「ツケ」の指示を出さないのに来てしまい、苦労しました。気持ちの駆け引きが大変でしたが、それなりに面白かったです。犬の気持ちは伝わるような気がします。まだレベルが上がりすぎそうになる傾向があります。ゴールデンは課題の犬です。


99/10/14

今日は、りリョウ、アルファ、ゴールデンを引きました。まずリョウですが、パンと弾けやすい性格で、細かい駆け引きは通用しません。少し頭が弱いようです。こわがりでもあります。ターンの時の足が大きく動いてしまうと、吉田先生に指摘をいただき足の動きを直したところ、動きがぎこちなくターンがゆっくりで、リョウにとってはこわかったようです。脚側につくときに、どうしても離れてしまいます。もう少し自然にターンできるよう、練習しなければなりません。怖がらせてしまった結果、回って付けの右側も、怖くて付けなくなってしまいました。受け入れてあげよう、という優しさがまだ出せていません。右肩を前に傾けて後ろを回って付かせる動作は、リョウには通じません。右肩に力が入る事により、かえって怖がらせてしまいます。

回って付けの、マテができません。出来るときはできるのですが、、。どうしても待てないようであれば、ターンをした後、左足を残して、戻しながら「ツケ」の指示を出すという方法をとります。残しても来てしまいましたが。

次はアルファです。やる気があるのか、ないのか、初めは付きも悪く、隣へフラフラと遊びます。即、チェーンを取るなどして、決して譲らず(ブレる時はチャンスです)気合いで負けないように、根気で負けないようにがんばったところ、後半は良く引けました。「ツケ」ですぐ来ないようであれば、「すぐに来ないとまずいのだ」ということを教えます。アルファの場合は、チェーンで教えました。性格的に弾けやすいので、足などはあまり使いません。我ながら、良く対決できたのではないかと思います。

ラストはゴールデンでした。これが、リードをはずしたとたんに、フラフラと遊びます。根比べです。レベルが高すぎるのでしょうか?どうも手が合わせられません。結局、半分以上の時間を、チェーンを取る事に費やして、やっとのことで後半、なんとか脚側行進の訓練をすることができました。自分との戦いとはまさに、、。平常心を保つのに大変です

でも、あきらめたら絶対に犬は思い通りにはなりません。忍の一字。根気と平常心。心の安定が必要です。今日も浦野先生、田村先生の指導が受けられて、嬉しいです。吉田先生もいました。