99/11/15-18

99/11/15
石原さんがチョコラブを引くのを見学できました。ひとつひとつの動作がスムーズでリズムがあり、きれいです。きちんとパターン化されています。動きの幅、大きさ、強さなども一定しています。レベルに応じて手の目盛りが決まっているかのように整っています。手のレベルが上がっていると感じさせるためには、自分の中に、ある程度の物差しを持っていなくてはなりません。自分でパターン化しましょう。

犬のツキが悪いので、後ろへ下がって付け直します。身体をキレイに左へ回して受け入れます。右から後ろをとって手の甲でお尻をはじきます。下手な手は入れてはいけません。他の手の効果が下がってしまいます。

付かない時、振り返ってもまだ座ったままの時は、「付かなくてもいいの?」という気持ちを込めて、右を引いたまま少し待ちます。

昨日はボス、ララを引きました。ララがはじけていた時
リードが付いている場合は、つり上げて叱るよう、田村先生からご指導いただきました。

 

99/11/16
今日はヒロ、アレックス、バブ、ブラッキー、ボンゴ、グーピーを引きました。まずグーピーですが、けっこうはじけました。やっとの思い出切り替えられたら、なんとか引くことができました。ボンゴはまだ子犬です。指符、声符をはっきりと、ふざけさせないように教えていきます。ヒロ、アレックスは、ほぼ問題はありませんでした。一番困ったのがバブです。待てなかったり、付かなかったり、右で止まったり。まだこわいのでしょうか。

バブは課題です。課題と言えば、鈴木先生が、毎日なにか課題を持って取り組むと、効果的だとおっしゃっていました。本当にそうだと思います。今日はなんか、とても眠くて疲れています。なぜだろう。

明日の課題 ・姿勢 ・手の下げ方(バブ)
石原さん、河村さんの技を盗みまくりたいです!

 

99/11/17
サラ、バブ、リョウを引きました。まずサラはやる気があるのか無いのか、ダラダラ歩きます。付きも悪いし、楽しそうではありません。途中石原さんが替わって引いてくれたのですが、ちゃんとやります。「ちゃんとやるので、たぶん厳しすぎるんだと思います。」と言われました。相変わらず、手を下げることができないようです。バブも同じ事で苦労しました。手が合いません。自然体で引く。そんな簡単なことが、実はなかなか難しくてできません。リョウもおどおど、ビクビクで、うまく引けず。いったいどうしたらいいものか、、、。進歩していない感じの今日この頃です。壁にぶち当たっています。。。

 

99/11/18
昨日のメモより。

犬が何をこわがって、どういう心理状態にあるのか、読むことが大事です。

今日はバブ、リョウ、サムを引きました。バブは相変わらずです。ほんの少しだけ手を落とす事ができたのかな、と思うのですが、手応えにはなっていません。リョウも落ち着きがありません。昨日よりは少しだけマシ(?)という状態でしたが、たいした進歩はありません。犬の動きを読めるようにならなくてはなりません。犬が動いた後に対処したのでは、犬に負けてしまっています。犬に「なんだこんなもんか」と思わせるだけです。多少、感じ取れるようになっている気がします。他の人が引いている心理状態を考えて、感じ取るようにしてみるのも、有効な訓練になると思います。

初めて引く犬の場合は、厳しく入りすぎたり、厳しいチェックを入れすぎたりすると、かえってツキが悪くなったり、犬がブレてしまったりする原因になります。心理状態としては、犬はパニックを起こしてしまうのです。上手くやらせるのではなく、徐々に教えて上げることが大事。

(コジロー/根井さん/田村先生/飛越)
脚側へのツキが悪い時、右へぐっと力を入れて犬を送り左をすっと引いて受け入れてあげることが大切。身体を少し動かして気合いを入れると、犬に伝わるのを感じます。その点は、多少進歩しているようです。

河村さんが飛越でラフを引くのを見ました。飛んでからストンを座らせる時の指符を出すタイミング、強さなどを身体で覚えたいです。

吉田先生が飛越でボスを引くのを見学しました。ボスが最悪で飛んでから右へ左へブレます。田村先生のアドバイスで、先生の身体がボスの動きに合わせて、ほんのわずがなのですが、右へ左へ動いてしまうため、ボスがブレてしまいます。気持ちをまっすぐ下へ降ろして、ピシッとフィニッシュをとること。レベルの高い話ですが、頭で理解することによって、自分の姿勢に現れてくると思います。内からでてきた結果の形はそれはそれで大切なのです。