内川ボス ミニチュアダックスフンド

2008年03月12日14:29


ミニチュアダックスフンド – ボス ♂ 2才10ヶ月

スタジオでマテができない、勝手に歩く、雄犬に対して攻撃的、吠える・・・

ボスの問題

・雄犬に対して異常につっかかる
・吠える
・撮影の時、スタジオでマテができない
・散歩で勝手気ままに歩く


ボスへ - Doggy Laboよりコメント -

ボスはTVにも出演したことがあるモデルさん!?

飼い主さんは、華奢なかわいらしい女性ですが、実は芯がなかなか強い、理想的な飼い主さんです。

問題矯正のプログラムもびしっと実施して下さりボスの変身ぶりはいきつけのトリマーさんから、直接私にお褒めの言葉を頂いたほどでした!ご近所の方々からも「見違えちゃった!ボス」と誉められるのだそうです。そして私は、立派なボスのボス(?)になりつつある飼い主さんを誉めちゃいます!

※ボス、亡くなってしまいました。悲しいです。ダックスに多い病気でした。ボス、ありがとう、やすらかに。2004/4/15


☆すばらしい先生との出会い~トレーニング終了まで☆

今まで、あえてボスには『しつけが必要』と思わなかったのですが、1年程前からでしょうか・・・。急に吠えグセがつきました。オス犬に対して異常につっかかるのです。

他にも治したいところがいくつか出てきたので、雑誌などを参考にがんばりましたが、なかなか治りません。ネットでしつけ教室を検索し、何件か問い合わせました。

が、私の思うしつけとは違う事や、そんな子は手に負えないかも・・・。と言われ迷いました。最後にもう1件と問い合わせたのが【Doggy Labo】でした。

治し方に1番賛成できましたし、私と気が合うことと、女性と言うのが決め手でした。
(ボスは男性不審のとこも少々ありましたから。)

ボスを治す為には、私が何でも(たとえ知っていてあたりまえの事でも)素直に聞ける相手であり、良いコミニュケーションを取れなくては、治せないと思ったからです。実際に会ってもやはり好印象でしたし、本当に犬が好きで、しっかりと意見を述べてくれることが気に入りました。

7月9日、記念すべき中西さんとボス一家のご対面です。
いろいろとボスの行動を解説してもらうと、勘違いして受け取っていたことだらけでした。思わず「そうだったのか。この態度が甘やかしだったのか。こう接するのか。」と呟いてしまいました。

私の1つの行動が、ボスには違う意味で伝わっていたことに気付いたことは、はじめの1歩でした。この日から我が家のしつけの勉強は始まりました。

トレーニングが始まるとそれはそれは辛いことがありました。なにせ、好きな時に好きなだけ触れないこと。これは辛かったです。ボスもご飯を3日ほど拒否したり、粗相をしたり、鼻を鳴らしたりと、彼なりに反抗しはじめ、鼻を鳴らすのは子犬の時以来でしたので、決意が曲がる寸前でした。ここは1日も早く終わらせて、触ってやる!! と手を振るわせながら我慢しました。なかなかできなかった「フセ」ができた時は、感動ものでした。ワインを注いでお祝いしちゃいました。

苦労したのはウォーキングです。ゆっくり歩くことに慣れるまでが一苦労。そして、ボスをコントロールするのに一苦労。犬と出会うと「吠えないで~。」と、腕に力が入り筋肉痛に。指示に従わないときに叱っていると、「かわいそうねェ。」と言われたり、睨まれたり。はじめは恥ずかし気持ちがあったのですが、「ボスの為、慣れなくては。」と言い聞かせました。がんばって『マテ』の練習に励む私達を邪魔する人も居ました。トレーニング中なのでそのまま通り過ぎて!!と、お願いしているのにも関わらず、抱きかかえてしまう人。私だって今は抱けないのに・・・。とイライラ。ボスに跳びかかる野良猫、ノーリードの犬・・・。

トレーニング中、家族はもどかしさが伝わるような、ため息ばかり・・・。
違反事件もありました。家族で喧嘩もしました。人も犬も個々に反抗期です。その度、遅くまで話し合いです。先生にもたくさんのメールを書きました。サロンの方やご近所さんにも参加して頂きました。ある日「賢くなってきたね。」と嬉しい一言を頂きました。先生のアドバイスや家族の協力も大切ですが、第3者の声や協力も大事だなぁと思いました。常に見られていると言う感覚が、励みになりました。

最後のトレーニング日(8月6日)、ウォ-キングしながら帰宅した際に、先生がボスを誉めてくれたこと。一生忘れないですよ!! 本当に嬉しかったです。

1ヶ月前までは、私が散歩されていた感じでしたが、今は私が散歩してあげる状態。犬同士の挨拶も上手になりましたし、休憩をとっても、ジッと足の下や脇でフセをして待てるように。家でも無駄吠えがほとんど消えましたし、ご飯の食い付きも良くなり、残さずに何でも食べます。まだまだと思う瞬間もありますが、本当に見事なものです。ますます『かわいく』なりました。ボスの表情もキリッと引き締まったように感じます。

今思い出せば、大変だし、辛いし、苦労ばかり。でも、それなりに楽しくできたのは先生のアドバイスのお蔭ですね!これからもグレードアップに励みますよ!
中西さんにあって、ドッグライフを楽しむ為に、正しく犬と接する方法と、基礎マナーを教えて頂いたことは本当に為になりました。これから、たくさんの出会いをし、思い出をつくり、楽しもうと思います。先生!!ありがとう。そして、これからも良いお付き合いを・・・。(内川ボス)


修了の記念撮影!
ボスママさんから、お便りが届きました!

2003/3/16:

~ そう、最近のボス情報です。 ~
大型犬&オス犬がNGだったボスに、こんなに大きなオス犬の親友ができました。ここ3週間毎朝、1時間半ほど、共に歩いています。

マックは11歳です。ボスはピッタリ真後ろを歩き、けして逆らわない。トイレや強風で遅れるとマックは待ってくれます。そして今日は、環七沿いのコジマに行きつつ、神田川沿いの遊歩道を善福寺公園までお散歩しました。抱っこグセもでなかったし、天気もよかったので、様々な犬種の犬に会いましたが、仲良く遊んでました。ナワバリではないからなのか、良い子になったからなのか・・・???とにかく1っ歩前進かな♪

頂いたメールから抜粋させていただきました。

 

まだDoggy Laboを立ち上げたばかりの不安で一杯な時期に、お客様として出会ったのがボスでした。飼い主さんとも気が合ったこともあり、ボスのセッションはとても楽しみでした。ボスと飼い主さんに支えられたことの大きさを、今更ながら感じています。愛するパートナーとの別れは、私自身を含めて、犬を飼っている誰もがこれから経験する問題です。ボスが病気を発症して亡くなるまでのことを、飼い主さんが綴っています。読んで、とても複雑な思いでした。どんな形かわかりませんが、いずれは迎えなければならない我が愛犬の死。覚悟はしなければ、と思いました。

ボス、たくさんの感動を本当にありがとう。

Doggy Labo 中西