☆甘噛みは本気噛みにつながる
→つながりません
なぜつながらないのか、第3話で詳しく説明させていただく予定ですので、お楽しみに!
☆犬は無駄に吠える
→無駄には吠えていません
犬が吠えるのには全部意味があります。愛犬がなんと言っているのか、わかってあげられる
飼い主を目指しましょう!
愛犬が吠えたら、可能であれば、すぐに叱ってやめさせるのではなく、感性で受け止めてみてください。
メッセージが聞こえてくるかもしれません。
犬が吠える理由の主なものは
・怖い
・嫌だ
・嬉しい
・楽しい
・ドキドキ(興奮)
・メッセージ(要求)
です。ぜひ、愛犬の通訳をしてみてください!
☆リーダーウォークをすれば犬は飼い主を上だと思うようになる。
→思うようになりません
好きなように前に行かせてくれない、匂いを嗅がせてくれない、自由に歩かせてくれない人だ、と学習するだけです。
☆留守番させるとき、声をかけて出かけてはならない
※動画の中で説明していますので、参考にしてみてください。
☆犬は飼い主との間に上下関係、順位を決める動物である
→上下関係、順位は決めません
そもそも、上下関係を感じるのは、どういう場面でしょうか?飼い主さんがよく言うのは、「言うことを聞かない」
ということのようですが、
言うことを聞く=こちらの思い通りに行動してくれる
ということなら、
1. こちらのしてほしい行動を理解させられていないかもしれない
2. 犬が、その行動をするモチベーションが上がらない
3. 犬が、その行動をしないという選択肢が容易に選べる
などの理由で思い通りに行動しないことが考えられます。
それは、上下や順位はまったく関係ありません。
犬がある人の言うことを聞いたり、聞かなかったりするのは、場面ごとに、この人はこうしたら、こうしてくれる、
あるいは、こうしたのに、こうしてくれない、人だ、と学習するからで、上下、順位は関係ありません。
☆リーダーになってしまっている犬はかわいそうなので、その任務から降ろしてやるべきである
→犬は人間のリーダーにはなりません
動物界で、異種の動物がある種の動物のリーダーになる、という話は聞いたことがありません。
(ライオンキングはお話です(笑))
そもそも、4本の足であるく動物と、2本の足で歩く霊長類である人間の間で、上下や主従、
リーダーは存在しないと、中西は考えます。
言うことを聞いたり、聞かなかったりは、相互作用と駆け引きです。
それは、学習理論に基づいて、どういうときにはどうしたらいいのか、犬が学習する、あるいは犬に学習させる、
という事実があるだけです。
人間界においては、力ずくや威厳で部下に言うことを聞かせるということは、もはや時代遅れになっています。
人が支持に従って行動するのは、メリット、デメリットを理解できるときで、権力に服従するものではありません。
それ以外がのことがあるとすれば、この人のために何かしたい、という気持ちで、
もしそれをリーダーシップというならば、それほど理想の形はないと、中西は思っています。